ペットと入れる老人ホームはある?選び方や費用、エリア別施設など独自調査も交えて解説
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ペットと入れる老人ホームは存在し、高い需要を誇っているものの、認知が追いついていない側面もあります。本記事では、ペットと入れる老人ホームの選び方や費用、注意点などを、独自調査のデータも交えて解説します。エリア別に施設検索も可能なので、理想の住まい探しにぜひご活用ください。
ペットと入れる老人ホームはある?
ペットと入れる老人ホームは存在します。将来的に介護が必要な状態になった場合も、適切な施設を選べば、ペットとの暮らしを継続することが可能です。
以下のグラフは、「LIFULL 介護」がペットを飼っている50歳以上の方を対象に行ったアンケート調査の結果です。全体の6割以上が「入居時にペットと同居できる環境を重視したい」と望んでいる一方で、約65%が「ペットと入れる老人ホーム」の存在を知らないと回答。ペットと入れる老人ホームの需要は高まっているものの、情報が十分に行き渡っていない実態が読み取れます。ペットと穏やかな時間を過ごすためにも、早期から希望の住まいを探し始める姿勢が必要です。


ペットと入れる老人ホームを選ぶ際のポイント
| ・ペット専用設備の充実度 ・ペットのお世話やケアの有無 ・ペットに慣れた職員が在籍しているか |
ペットと入れる老人ホームを探す際、後悔しないためにいくつか押さえておきたいポイントがあります。入居後に困らないためにも、事前にチェックすべき要素を把握しておきましょう。
ペット専用設備の充実度
老人ホームを選ぶ際、ペットと快適に過ごせる環境が整っているかは極めて重要なポイントです。「LIFULL 介護」の調査では、ペットを飼育している50歳以上の方の50.4%が、施設選びを行う際に「設備やサービスの充実度」を気にすると回答しました。足洗い場やドッグランといった専用設備の有無、臭い対策となる換気システムの導入状況などは、日々の暮らしやすさに直結します。

ペットのお世話やケアの有無
ペットのお世話やケアなどのサポート体制も、重要な判断基準です。「LIFULL 介護」が実施した調査では、ペットを飼育している50歳以上の方の62.2%が、老人ホーム選びにおいて「世話をサポートしてくれる体制の有無」が気になっている結果になりました。
将来的にご自身の体調が変化した際、散歩や餌やりなどを代行してもらえる施設なら大きな安心感につながります。健康診断の手配や提携動物病院の予約、送迎などの対応が可能な施設も存在します。

ペットに慣れた職員が在籍しているか
ペットの細かな変化に気づいてサポートしてくれる職員がいる施設なら、愛犬や愛猫も短期間で新しい環境に馴染めます。ペットは環境変化に敏感なため、施設入居後に体調を崩したり、普段は見せない問題行動を起こしたりするケースも珍しくありません。見学時は、ペットに慣れたスタッフの在籍状況はもちろん、動物に対してどのように接しているか、表情や雰囲気を直接確かめましょう。
ペットと入れる老人ホームの費用はいくら?
ペットと入れる老人ホームは、一般的な施設と比較して費用面が高額に設定される傾向にあり、毎月数千円〜数万円程度上乗せされることが多いです。共用スペースの清掃費や消臭・臭気対策、衛生管理にかかるコストとして「ペット管理費」などの名目で月額費用が加算されます。入居時一時金や敷金は、ペットを飼わない場合よりも、原状回復費用を多めに見積もり、上乗せされるケースが多いです。
以下のグラフは、「LIFULL 介護」が一般的な介護施設へ入居した方のご家族を対象に、施設費用を調査したデータです。下記の費用データと上述の上乗せ費用に基づき、適切な支払い計画を立てましょう。


ペットと入れる老人ホームの種類
サ高住(サービス付き高齢者向け住宅)
バリアフリー化された賃貸住宅で、安否確認や生活相談サービスを受けながら自立した生活を送れる施設です。敷地内にドッグランが併設されているサ高住もあり、愛犬や愛猫と穏やかな老後を過ごしたい方に向いています。賃貸契約がベースとなるため外出や面会の自由度が高く、自宅同様に過ごせる点も大きな魅力です。

関連記事サ高住(サービス付き高齢者向け住宅)とは?有料老人ホームとの違い、独自調査から見る費用や入居時期
有料老人ホーム
有料老人ホームは介護付きや住宅型といった種類があり、食事の提供や清掃、健康管理など、幅広いサポートを受けられます。ペットと入れる有料老人ホームの中には、専任スタッフが散歩や給餌をサポートしてくれる施設もあり、将来的に身体機能が低下した場合も安心です。

関連記事有料老人ホームとは?サ高住や特養との違い、独自調査から見る費用面までわかりやすく解説
【エリア別】ペットと入れる老人ホーム
| 関東 | ・東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県・栃木県・群馬県 |
|---|---|
| 北海道・東北 | ・北海道・岩手県・宮城県・秋田県・山形県・福島県 |
| 北陸・甲信越 | ・新潟県・富山県・福井県・山梨県・長野県 |
| 東海 | ・岐阜県・静岡県・愛知県・三重県 |
| 近畿 | ・滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・奈良県・和歌山県 |
| 中国・四国 | ・鳥取県・島根県・岡山県・広島県・愛媛県・高知県 |
| 九州 | ・福岡県・熊本県・大分県・鹿児島県 |
ペットと入れる老人ホームを探す際の注意点
| ・費用が高額になる点に留意する ・飼育可能なペットの条件を確認する ・施設での過ごし方やルールを把握しておく ・飼えなくなった場合の対応を確認しておく |
ペットと入れる老人ホームへの入居時は、施設生活ならではの注意点やルールを正しく理解しておく必要があります。予期せぬトラブルを防ぎ、穏やかに過ごすためにも、以下のポイントを把握しておきましょう。
費用が高額になる点に留意する
ペットと一緒に暮らせる施設を検討するとき、あらかじめ理解しておきたいのが費用面です。一般的な老人ホームと比較すると、どうしても費用負担は大きくなる傾向があります。想定される上乗せ分を含め、支払いに無理がないかを事前にしっかり試算しておく姿勢が大切です。
飼育可能なペットの条件を確認する
施設選びで盲点になりやすいのが、飼育可能なペットの条件です。犬や猫の同居を認めている施設でも、中型犬までといった具合に、体重制限や頭数制限を設けているケースは少なくありません。小鳥や爬虫類、熱帯魚などは持ち込み自体を断られる事例もあるため、必ず事前に確認しましょう。
施設での過ごし方やルールを把握しておく
入居後のトラブルを避け、快適な毎日を送るためには、施設内の具体的な生活ルールを事前に把握する姿勢が欠かせません。
「LIFULL 介護」が、ペットを飼っている50歳以上の方を対象に「老人ホームを選ぶ際の疑問や不安」を調査したところ、51.5%が「ペットとの暮らしのルールが整備されているか」を不安視している結果に。また、65.0%が「他の入居者がペットとの暮らしに理解を示してくれるか」を懸念しています。
散歩ルートや共用部での移動方法、食事の際の過ごし方まで、ルールは施設ごとにさまざまです。全員がストレスなく過ごせるよう、入居前に確かめておきましょう。

飼えなくなった場合の対応を確認しておく
施設入居後に、体調変化などでご自身でのお世話が難しくなることも想定し、フォロー体制も必ず確かめておきましょう。「LIFULL 介護」の調査でも、ペットと入れる老人ホームを検討する方の60.5%が「自身の死後にペットの行き先を確保できるか」に不安を感じていると回答。万が一の際は身元引受人が引き取る形が一般的ですが、施設によってはスタッフなどがサポートし、飼育を継続できる体制を整えている場合もあります。

まとめ
ペットと入れる老人ホームは存在するものの、需要に対して認知が追いついていない側面もあります。適切なサポート体制や専用設備を備えた施設を選べば、穏やかな生活を続けることが可能です。費用感や飼育条件、そして万が一の際の対応など、重要項目を入居前に丁寧に確かめておくことが、後悔のない住まい選びには欠かせません。
「ペットと同居できる施設を具体的に探してみたい」「自分の身体状況に合う住まいがわからない」とお悩みの方は、ぜひ「LIFULL 介護」をご活用ください。ご希望の条件やエリアに合わせて、ペットと安心して笑顔で過ごせる施設をスムーズにお探しいただけます。

